笑おう


円をひとつ描き終える頃には
あなたもひとつ時を刻み
泣いた空をどこかでまた
同じ場所で見るのでしょうね

わたしはそこにはいれないけれど
もしまだ歌うことができるのならば
どうか届きますように
柔らかく枯れていこうとも


笑って 雲間を手繰って
目を 伏せることのないように
あなたが見ている未来を 知ることは叶わなくとも
その決断が正しくありますように


全ての その月日を
集めて 歌うことができるのならば
せめて自分のために
放つひかりを見てみたい

赤の痛みはもういいでしょう
せめて自分のために 笑おう






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