うたた寝


着信音に飛び起きた
不覚にもうたた寝
あなたが全てだった日々
あなたにとっては所詮ちっぽけなもの

籠を精いっぱい綺麗にして
ひとりで待っていた小鳥
日が沈んで月は巡り
星も傾いて針も廻った
こんなに落ち着かないのに
あなたの前では平静を装ってた


何がしたかったのだろう
何を残せただろう
あなたが全てだった日々
未来は何も見えてなかった


踏み込むには足りなくて
戻るには遅すぎた
動けないわたしを
あなたが不意に抱き寄せるから

風が吹いて
どこまでも行けると思ってた
受け入れられると思ってた
立場も 月日も これからも


何ができただろう
何が残っただろう
あなたが全てだった日々
わたしに映るあなたしか見えてなかった


臆病者の夢見人
最後の瞬間は笑っていたわ
夢から覚めるように












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