円環回路 軋みながら 音を立てて回る歯車。繰り返す罪の片鱗。綺麗な空に残された雲と月と太陽の巡りのように。 眠れる森に踏み込んだこの身体の中心に熱く冷たい想いが灯る。幼すぎた決断。回り続ける夢見の夜に。 振り返った先に何があったのだろう。こころに刻まれた印は静かに紅く輝く。 逃れられない円環。正しいものは 一体何?