夢の終わり


雨の音が聞こえた。
午前9時。
夢の終わりの瞬間を見たよ。
儚くて
突然で
泡みたいだった。

信じてた。
期待してた。
でもどこかで
時間の重みに潰されそうだったの。
こころのどこかで
諦めていた卑怯な自分がいたの。

でも大好きだったよ。
あなたが
わたしを想ってくれた時間。
ほんの少しの綺麗な夢。
本当に幸せだったよ。

あなたの選択は
間違ってなんかないって
思っているよ。


雨音がやんで
いつの間にか くもり空。
午後一時。

あなたがいてくれくれて良かった。
あなたに出会えて良かった。
あなたに言ってもらえて良かった。
あなたに言えて良かった。

わたしを救ってくれた。
ずっと欲しかったものを
与えてくれた。
それだけで
わたしはもう十分だから。

ありがとう 優しい人。
くもりは続くかもしれないけど
雨はやんだから。
風が吹くまで
動けないかもしれないけど。
わたしは大丈夫だから。
大丈夫だから。
だからあなたも
笑っていて。
目の前の現実を
ちゃんと大切にしてあげて。


ありがとう。

大好きだった。







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