凍える身体
そして 雨が降る
同じ空に 同じにおいで
肩を濡らした悲哀が また降る
雨音は騒音を消して
街は冷えるように
わたしは凍えていたから
もう何も感じないように
焼け付く想いに
跡が残ることを嫌と思った
所詮そんなもの
先なんて もう分かってた
街灯の向こう側の世界と同じ
暗くて 何もない
そして 雨が降る
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