灰かぶりの見た夢


朝が来て魔法が解けて
太陽は容赦なく
みじめな姿を映し出す


ありえないと言われその通りだと思い
それでも真実はそうで
それぞれの誓いを守り
魔法を解くことを選んだ

こころを知りたいと
思えば思うほど
強張る足
いっそ手折って


ピンクと ムラサキ そして黒の
素敵な魔法
ドレスをまとったように
踊れるの きっとこの瞬間だけは
自由な夜に 赤い靴で
痛みを隠して
踊れるの

ねえ見て
わたしの姿
笑ってくれるのが嬉しくて
何度も振り返る





でも
朝が来て魔法が解けて
太陽は容赦なく
影を焼き付ける

夢は所詮 夢なのだと


















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