染む雨


こんなつもりなかった
知ってるから
ばかばかしくて笑える話
ピエロみたいに
演じることもできないくせに

最後には困らせるとわかってて言ったわがまま
ねえ 嬉しかったよ 楽しかった ごめんなさい
甘えるのだけは得意で 嫌気がさすこんな性格
でもよかったと思う
最後にその線を 見せてくれたから


街の星が海のように広がって
涙が出そうだった
それはあまりに綺麗すぎたから
ずっといられたらよかったな
雨は罰のように降り注いで



また繰り返してる
でも状況は違う
大切なものはわかってる
越えられない線は確かに横たわってる
なのに涙が出そうになって
わたしはまた止まってしまった
頬に雨が伝い落ちてく


覚悟も ない
権利も ない
選べないから
こころの声に耳を塞ぎ続けるの
また雨が掻き消してくれるまで



「その溜息の意味はなに?」

考えたくない

















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