紅い空に泣く身体


夕暮れ 刹那の表情
紅く染まる箱の中
悲しい今日の出来事と
裸足のままで冷えた足

あなたの名を呼べば
いつでもここは満たされて
ただそれで良かったの
何も望まないと決めたのは私

紅い空に泣く身体
重い 重い身体
でもいけない
気付かれてはいけなかったの


誰のために背負い
誰のために悩んで
自分だけ傷付けた
それでいいなんて

でももう手遅れだと
知っていたずるい人間
納得させた甘い罠


紅い空に泣く身体
ただ声も上げず
涙も流さず
笑いながら泣いていた
平気な顔で泣いていた

気付かれてはいけなかったの






















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