ひとりの月


あなたの夢を見ました
変わらない顔で 笑っていました

今 どうしていますか?
知っている唯一の手がかり
それももう分からないのだとしたら

また春が来て
同じ風が 同じ朝が 頭の上を巡ってる
わたしのいる場所は あれから少し変わったけれど
それなりに幸せで
それなりに満たされています
あなたの居場所は見つかりましたか?


あの眩しすぎた春の陽に
見ていた不透明な未来

今 あなたの夢
どんな声で 守っているのでしょう
果たされなかった約束も
誰か別のひとを乗せて 走っているのでしょうか

また5月が来て
浅い夜と 月の輪郭 記憶がほどけていく
子どもじみた理由だけで 傍にいたかった夜
それなりに幸せで
それなりに満たされてた
あなたの居場所になりたかった

無理だってできたの
なんだってできる気がしていた


また春が来て
同じ風が 同じ朝が 頭の上を巡ってる
わたしのいる場所は あれから少し変わったけれど
それなりに幸せで
それなりに満たされています
あなたの居場所は見つかりましたか?


焦っていた理由は
きっと同じだったから
だから惹かれていたのでしょう

あなたの居場所になりたかった
わたしの居場所に なってほしかった

ひとりの月のように














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