僕の天体
手をひらいて きらきら光る星は
夜の太陽 零れる空
君に届けと つむいだ歌は
やがて海へと注ぐ梯子
いのちがあふれる場所
絃をはじいた小さな手が
東風をこえて掴んだ魔法の言葉は
羽根のようにそっと 耳に口づけて消えた
その手の中に 残された場所
まるで揺りかごの夜に
僕の天体
巡り 巡り やがてその目をひらいて
君につたえる歌は
儚く強く きらめく僕の天体
儚く強く つながりゆく僕の天体
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