首輪


そこにはもう何も残ってない
あなたも あたしの残したにおいも
すべて 燃え尽きることもできずに


拾ってきた子犬みたいだったでしょう
従順で 寂しくて 欲しいのは目に見えるあたたかさ
何でもよかった 曖昧にされた言葉でも

ねえ 殺そうと思えば簡単だったでしょう?
あたしの心なんか
小さくて弱くてあなたに届きもしてなくて
気付きもしなかったよ なにも
笑えるでしょう 笑えばいいよ


メールがなくなっても
ひと月ほっとかれても
あなたを待ってた
ずっと待ってた
いつでも走っていけるように


ねえ 殺そうと思えば簡単だったでしょう?
あたしの心なんか
先に鎖で繋いだのはあなただった
それすら愛していたのに
鳴いてるの 泣いてるの




知らぬ間に押し付けてた愛情
あなたは帰ってこなかった
















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