秋雨の日に
ねえ きっとあなたに恋をしていた
順番を間違ったかもなんて
馬鹿ね
とりどりのおはじきは
一列にしか並べない
あなたを通して少しだけ 世界を見てた
初めから分かってたけど
雲を見上げて雨を待った
にわか雨でも ありがとう
船は二人乗りで
もう漂うしかないのだけど
その世界はちょっとだけ優しくて
きらきら 輝いて見えたの
それはきっと 魔法のような
虹を追う子供のような
ねえ きっとあなたに恋をしていた
きらきら 雨のしずくは
いびつでも きらめいて見えた
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