コトダマ


「強いね」
そう言われたのは二度目
あなたは気付いてない

何度 眠れぬ夜があったか
言い表せぬ 不安に包まれたか
あなたと同じよ
ただの弱い人間

触れてしまった深層に繋がったまま
今でも奇妙なやりとりが続く
その弱さを吐き出すべき相手は
きっとあたしではない わかってる


寄り添ううさぎのように
きっと同じものを感じていて
同じように寂しくて
でも あたしはあなたとは違ってた


もう 知りすぎた
何が真実で 何が偽りかなんて
考えることもやめた
願いを
叶えるため放つべきコトダマを
あなたはまだ見つけられずにいる



弱くて 哀しい
それでも愛して 傷付けるのがこわいなんて







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