空と海の狭間で


月の光も届かぬ水底 ただ瞳を閉じて
感じない体温をかき集めて
聴こえない音に耳を澄ませてた
早く早く 空を忘れないうちに

もしわたしが翼を失ったら
あなたの鳥かごで 優しく護ってくれますか?
もしわたしが脚を失ったら
それでも一緒に歩いてくれますか?

それが望みだと言うなら
わたしは翼も脚もなくていいと思った


陽の光は眩しくて 白く視界を焼くけれど
見えるものは色彩に溢れ
聴こえるものは美しい音色たち
掴むには儚いけれど それでも・・

もしわたしが空へ行くならば
あなたは共に行くと言うのでしょう
もしわたしが腕を失うとき
あなたは何を想い 何を与えてくれるのでしょう

全てが永遠ならば迷わないのに
どうか正しい選択を知りたい


もしわたしが声を失ったら
あなたの愛しい腕で 強く抱き締めてくれますか?
もしわたしが全てを失っても・・
それでも側に居てくれますか?

空を目指してもいいですか?
全て失うまで・・









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