春待ちの憂鬱


雪は空へ還っていく
遠くから春がやってくる
いのちが生まれる季節
でもその前に

小さな部屋を散らかして
ひとりで横になる時間
渦巻く感情を持て余して
なのに身体が動かない


同じところで繰り返す毎日に
いつか慣れすぎてしまって
駄目ね 毎年そうみたい
鈍い痛みをともなって
今日も雪が溶けてゆく


閉じこもってはいけない
その力に何度救われたことか
もう解かっているでしょう
窓を開けて 空気を入れよう
一歩踏み出すだけ・・・
あとは 勝手に ついて来る


ずっと一人じゃいけない
ずっと二人でも足りない

大きな流れを 時折感じることが必要
寒くても 窓を開けることが必要








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