その言葉を


分かってる と思っていた
そうありたい と思っていた
そうあるべき
じゃなきゃ 言葉は枯れてしまう

どんな無理をして
どんな想いで
どんな理想をかかげて
ここまで来たの
背を向けたままのカラダで
どんな言葉を 紡いでいたの

流れ着いたと思っていた
所詮ははじまりだったの
着く場所なんてあるのかしら
河は海につながる


おおきな おおきな力に
惑わされてしまったのではと
けれど所詮はヒトだったの
偽った脚では歩けない

わがままな生き物
なんて愛しい
はじめから 分かっていたこと


その言葉を
大切にしまっておいた言葉を
あなたにあげましょう

あなたの皮膚に華を咲かす
その美しい言葉を





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送