お伽話


遠い国の あるお姫様のおはなし
白いドレスと ガラスの靴
いつか来る 奇跡
信じてた 目をそらした世界でも
わたしにも いつか来る
信じてた 諦めた手でも

深く 沈んでゆく夜
宙をかいた腕が 遠く 遠く霞んでく
わたしを照らすのは
月を映した蛍石 だけ・・・

信じてた 夢を忘れた目でも
裸足の肌に ガラスの靴を
運命のひと
わたしをここから 救ってくれるひと


この瞬間に どれだけの人が死んで
どれだけの涙が 流れてるんだろう
どれだけの命が産まれて
どれだけの人が 祝福してくれるんだろう

確かに 愛されて産まれた
なのに求めるものは ただ ただ愛ばかり
どこで 何を 失った?
失ったものなんて あった・・・?

信じてた 夢を潰した手でも
剥き出しの肌に 白いドレスを
ねぇ あなたは・・・
わたしをここから 連れてってくれる?


声を上げて 泣いていたのは昔のこと
もう泣き方も 忘れてしまったわ・・・


だけど信じてた たとえお伽話でも
剥き出しのこころに 月の魔法を
ねぇ お願い
わたしをここから 連れてってください


ねぇ 泣いても いいですか?
あなたは・・・
わたしを愛して くれるのね







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