色彩


明日の新月は きっと全ての色を奪い
うつろいながら 太陽を待つ
あなたに どうか照らしてほしい
ここに居るの 気付いて

色をなくした空は 悲しい色
星は輝くけれど 冷たいひかり
青い 青い 静寂の夜
ただひとつ 聴きたい声があった

凍った空気に雲は軋み
やがて 降り積もるのは
白く 透き通る想い
色をなくした空は
ただ白へと還ってゆく

始まりと 終わりの色
終わりのときは いつ・・・?


あなたに どうか照らしてほしい
色彩を 覚えているなら 白に還るまで

欠けてゆく月 消えてゆくひかり
あなたがいなければ 自分さえ見えない
闇に迷わないように どうか

温かな色彩を 覚えているから







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