2003


数を数えて ひとつ ふたつ・・・
何度も握りなおした
ハサミと糸と
雪が降る前に もう置いてきたよ

籠の中で
眠っていた女の子が
呼ぶ声に目覚めて知ったこと
階段をひとつ ふたつと数えて
どうしてこんなに急いでいたのかな

それはさなぎのように
眠りについていた長い時間
抱えきれないほどの力を
きっと持て余していたんだ

そんな一年が終わる
さん・・・に・・・いち・・・



今年もよろしくって
一番はじめに言いたいひとがいて
それは地に落ちた羽根を
そっと支えてくれたひと

羽ばたくための力をありがとう
今度はちゃんと あなたの元へ飛んで行けるから

良い年だったよ ありがとう
あなたと出逢えたから
ねぇ かみさま お願いです
離れても信じてるこの糸を
どうか守り続けられますように






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