雨の降る朝に


全てに 逃げ道を用意して
傷付かないように 様々な事態を想定して
薄皮一枚先の本音を いつも飲み込んで
本当の望みは どこにあったの・・・?

空が泣いて
風が叫んだ
雷があのころのように
頭の上で震えていた
静かに目覚めた朝
縋るように あなたにしがみついた

弱さを見せられなかったのは
きっと不安だったから
未来が何も見えなかったから
全ては抑圧の元に
何も見せることもできずに終わったこと

泣きじゃくる空に 自分を重ねた
黒い雲がいつか 晴れることを祈りながら
本当の自分は どこにいたの?


薄暗い部屋の中で目が覚めて
子供のように あなたにしがみついた
弱さを見せれる大切さ
抱き締めた確かな体温と 確かな今日の約束

逃げ道は通行止めにして
正しい道をゆっくり歩いていく
未来を見るにはまだ幼い瞳で
今は無邪気に夢を見ていよう

泣いた空もいつか晴れる
腫れた雲も必ず解ける
その向こうに 見えた本当のわたしの姿
もう ひとりじゃないよ






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